体調不良は夫のせい?夫(妻)が妻(夫)を病気にする「夫(妻)源病」?
『夫源病』なるものが更年期をむかえた夫婦に多いそうです。
夫源病とは読んで字のごとく、夫が源(原因)となって、妻の体や心が不調になる病気です。夫源病は夫の何気ない言動に対する不満、あるいは夫の存在そのものが強いストレスとなって、自律神経やホルモンのバランスを崩し、妻の心身にめまい、動悸、頭痛、不眠といった症状が現れるそうです。
症状だけを見れば、40~60代に起こりやすい不定愁訴である更年期障害にも似ています。このことから、従来は「更年期障害」とされてきた中年女性の体調不良の原因の多くは、実は夫にあるのではないかとの見方もあります。夫(パートナー)を持つ女性なら、誰でも年齢に関係なく夫源病にかかる可能性があるのです。
本態性高血圧症(原因が特定できない高血圧)
突発性頭痛、突発性難聴
メニエール病(めまい、耳鳴り、難聴を伴う原因不明の病気)の疑い
うつ病
上に挙げた病気の多くは、はっきりとした原因がわかっていないものです。これらの病気と診断され、通常の治療を続けてもなかなか症状が改善されない場合は、一度夫源病を疑ってみましょうね。